引継ぎってどこまでやればいいんだろう

つくし野コミュニティセンターまつり2025が無事故で終わったとお聞きし本当に良かったと心から喜んでいます。
さて、それなりに少し携わったので久しぶりに投稿いたします。

引継ぎってどこまでやればいいんだろう

運営委員を卒業して数ヶ月が経ちました。私はできる限りの引継ぎを行ったつもりでしたが、「引継ぎがなかった(足りなかった)」という声も耳に入ってきました。そこで、私がどのように引継ぎをしてきたのか、そして感じたことを少しまとめておこうと思います。

私が思う引継ぎの考え方

引継ぎの目的は、「後任の方が業務を進められるようにすること」 だと当たり前ですが考えます。
そのために、こんなことを意識して行いました。
・業務の全体像や年間の流れ
・仕事の背景や目的、関係する人たち
・イレギュラー対応を含めたノウハウ
・資料や会計データは過去数年分をクラウドで共有
・「わからないことはいつでも聞いてくださいね」むしろ「わからないことがわからないときこそ聞いて下さいね」という気持ちのフォロー

最初のうちは現場に顔を出してサポートしました。
ただ、前任者があまり口を出しすぎるとやりにくいだろうと思い、徐々に距離を置きつつ、副担当の方々と協力して進めるようお伝えしました。
私も呼ばれれば行くというスタンスにさせていただきました。

これまで活動がうまくいっていたのは、何より 目的に向かって力を合わせられる「良い人たち」が集まっていたから だと思っています。
ここでいう「良い人」とは、善悪ではなく、同じ方向を向いて動ける人のことです。

私自身も、前任者や役所の担当の方等に遠慮なく相談しながら、人脈を広げて課題を解決してきました。

それらの経験も含め、伝えられることはすべてお伝えしたつもりです。

それでも「足りない」と感じられてしまう理由

どれだけ資料を渡したり話しをしても、現場での判断や経験だけは引き継げません。
だから、いざ壁にぶつかったときに
「これは教わっていない」
と感じてしまうのは、ある意味自然なことだと思います。

自治会などの役員でも、どれだけ引継ぎを受けても、現場では臨機応変さが求められますよね。

私は自分から動いて人に聞きに行くタイプなので、同じようにできないことを「引継ぎ不足」と感じてしまう部分もあるのかもしれません。

<h2>引継ぎの“正解”ってどこにあるのか</h2>
私は、引継ぎのゴールは 「活動が止まらないこと」 だと思っています。
「後任者が不安を感じないこと」までは、引継ぎではどうしてもカバーしきれません。

不安は、経験を積むことで少しずつ薄れていくものだと思います。(私はそうでした)

さいごに

今年(2025年度)の大きな行事が無事に終わったと聞き、本当に嬉しく思いました。
かつての賑わいを取り戻すのは簡単ではありませんが、高齢化や世代交代が進む中で、関係者のみなさんができることを精一杯やられた結果だと思います。

本当にお疲れさまでした。
心から感謝しています。

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